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驫木


驫木駅(とどろきえき)

青森県にある無人駅であり、場所柄、利用客数も少ないとされる駅ですが、 その衝撃的な字面のため、一部の鉄道好きには有名になっている駅です。 これは読み方が難しい以前に、 まず日常では見たことのない漢字を使っていて、そのままではとても読めない難しさです。


驫木駅(とどろきえき)は、青森県西津軽郡深浦町大字驫木字扇田(おうぎた)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である。

歴史

1934年(昭和9年)12月13日:開業。

1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。

2008年(平成20年)12月:駅舎改修工事が完了。

2010年(平成22年)4月1日:管理駅が深浦駅から五所川原駅に変更となる。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅。五所川原駅管理の無人駅。

駅舎は1951(昭和26)年建てられた木造で待合室のみである。駅舎内に「驫木駅 思い出ノート」が設置されている。

日にち毎のホームから見える夕日の方向を示した「夕焼け暦」と夕日時計がホーム北側部分に設置され、ホームから日本海に沈む夕日が眺められることで知られている。

JRのトクトクきっぷ「青春18きっぷ」の宣伝ポスター(2002年春期)に登場した。そのポスターに「日本海が迫る小さくて素朴な駅舎、驫木という名前にも味わいがあり、旅情を誘うたたずまいがある」とのキャッチコピーが記載されていた。

2023年のJR東日本のcm「東北へ篇」で驫木駅が登場している。

「驫」は日本の駅名に使用されている漢字の中で最も画数が多い(30画)。

元々「驫木」は周辺の集落名で、由来は、波の音・瀬の音が轟き、3頭の馬も驚いたというところからだという。

ホームには日時計と、夕焼け暦(その日にホームから見える夕日の方角を示したもの)が置かれている。

男はつらいよ 奮闘篇(第7作)に、さくら(倍賞千恵子)が驫木駅に降り立つシーンが登場する。マドンナの太田花子(榊原るみ)は驫木出身の設定。花子のシーンでは、1970年(昭和45年)当時の旧駅舎と五能線が登場する。

余談:「驫」の字

相当に珍しい漢字なので、ちょっと解説

部首: 馬 + 20 画

総画: 30画

意味: 多くの馬が走る様子。馬が走る際の擬音。

音読み: ヒュウ(ヒウ)、ヒョウ(ヘウ)

訓読み: とどろ


驫木.txt · 最終更新: 2024/02/27 08:00 by moepapa